借金を返せない時どうする?借金返済できないとどうなる?一人で悩まずおすすめの対処法で解決へ!
借金返済が辛い方は、借金を減らしたい、借金の返済に追われる毎日から脱出したいと考える方が多いと思います。
借金減額は色々な方法がありますが、知識なく慌てて対応するとかえって状況を悪化させてしまう場合があります。
借金減額は「自分に合った最適な方法」で行わないと、あまり減額できなかったとか費用の方がかかってしまって効果を実感できなかったとか、手続き後の弊害が生活に多大な影響を与えてしまったなどという結果になってしまう可能性があるからです。
また、借金が返せないと困っても闇金には絶対に手を出してはいけないなど、やってはいけないNG対処法があります。
そこで今回は、借金が返せない理由や借金が返せないときのおすすめの対処法を解説します。
借金が返せない対処法には、低金利商品への借り換え、借金一本化、収支バランスの見直し(収入を増やす)といった方法がありますが、それでもどうにもならないという場合は、借金救済制度と言われている債務整理の利用を検討してみることをおすすめします。
債務整理とは、債権業者との交渉で利息カットや返済年数を延長することにより月々の返済額を減額できたり、裁判所を介して借金総額自体を大幅に圧縮したり借金返済の能力が無いと認めてもらい借金を0円にすることができる手続きです。ただし、できる条件やメリットデメリットについては、手続き毎に異なります。
債務整理で自分の借金も減額できるのか気になる方にオススメなのが、借金減額シミュレーターです。司法書士や弁護士事務所が提供している減額診断は無料で24時間いつでも利用でき、匿名でも利用できるものが多いので気軽に調べることができます。
そもそも債務整理で借金減額できない借金もありますし、債務整理で借金減額や借金免除がかなう代わりにそれ相応の影響が出るため、慎重に行う必要があります。借金に関する悩みを抱えている方に向けて、返済のコツなどについてもあわせて紹介していいきますのでぜひ参考にしてください。
Contents
借金が返せない理由とは?どうする?借金で借金を返すのはNG
ここからは、借金が返せない方が陥りがちな状況を紹介します。
借金が返せない方は、共通して同じような状況に陥っている可能性があります。
とくに借金で借金を返している状態が続いている方は要注意です。
いつまで経っても借金を返済しきれなくて悩んでいる方は、ぜひ以下に当てはまるものがないかチェックしてください。
借金が返せないから新たに追加で借り入れをするのはNG
借金が返せない理由として一番多いのは、借金を返すために「借金」を繰り返しすることです。
借金を返すためにカードローンでまた新たに借りて…などと他の金融機関から借り入れてそれを借金返済に充てる「自転車操業」は、とても危険なのでやめましょう。
自転車操業は一見借金を返せているように思えますが、実際は借入件数を増やしているだけです。
参考:自転車操業とはどんな意味・状態?続ける危険性と抜け出す方法を解説! | リーガライフラボ
利子を考えると負担が大きくなるだけの行為なので、返済に困った場合は弁護士や司法書士などの専門家に相談するのがおすすめです。
相談するのに遅すぎると言うことはないので、ぜひ気軽に相談してください。
借金が返せないのは複数の借入先を利用しているから
借金が返せない理由としては、複数の借入先から借金をしている「多重債務」であるケースも多いです。
利息制限法では、借金が10万円以下の場合は年率20%以下、100万円以上の場合は年率15%以下と決まっています。
そのため、複数から借り入れた場合の方が「高金利」になる確率が高くなりやすいです。複数の借入先から少しずつ借金をしていると、それだけの利子がかかってしまいます。
もし複数の借入先を利用している方は、できるだけ早くおまとめローンを利用するのがおすすめです。
借金が返せないという理由でクレジットカードを現金化する
クレジットカードで決済し、購入したものを買取業者に売ってお金を得る方法である「クレジットカードの現金化」。
返済日に支払うお金を何とかするために、クレジットカードの現金化を行う方もいるはずです。
しかし、クレジットカードの現金化をしても翌月以降の返済が増えるだけです。
返済負担が重くなる意味では、借金で借金を返す自転車操業と変わりません。今月の支払い額が減っても来月の支払い負担が増えてしまっては意味がないので、現金化は絶対にやめましょう。
なお、クレジットカードの現金化は、カード会社の定める規約に「違反する行為」です。カード会社に現金化がバレると、カードの利用停止や強制解約になる場合があります。
また、利用額の一括返済を求められる場合もあるので、クレジットカードの現金化はやめてください。
闇金業者(ヤミ金)といった悪徳業者から借り入れると借金が返せない状態に
借金を返せない方は、悪徳業者から借り入れてしまっているケースも多いです。
悪徳業者から借り入れると、理不尽な金利負担(トイチなど)を強いられる可能性があります。また、悪徳業者からの借り入れは、厳しい取り立てに合う可能性もあるので危険です。
そのため、借金に関する悩みを抱えている場合は、一刻もはやく弁護士や司法書士などの専門家に相談するのがおすすめです。
なお、高利貸しや整理屋などさまざまな悪徳業者がいますが、いずれも甘い言葉で誘ってくるいわば闇金融業者です。
少しでもおかしいと思った場合は、絶対に借り入れないでください。
借金が返せないときのおすすめの対処法!借金を減らすことも視野にいれて!
ここからは、借金が返せないときの対処法を紹介します。
借金があると、どうしても借金を返すことだけしか考えられなくなってしまいますよね。
しかし、中には借金を返す以外の方法で借金を軽くできる方法もあります。
以下ではその方法も含めて紹介するので、借金が返せずに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
借金を返せないときは現状をできるだけ正しく把握する
借金が返せないときは、最適な方法を考えるためにも現在の借金の状況を正しく把握してください。
借金が返せなくなっている方の中には、どこからいくら借り入れているのか把握できていない方もいます。
そのため、借入先・借金残額・毎月の返済日と返済額・自分の毎月の収入などを改めて確認してください。
また、毎月にかかる固定費を計算し、毎月いくらなら返済できるかも検討しましょう。なお、借金の状況は利用明細書や借入先のマイページから確認できます。
借金が返せないならまずは複数あるローンを一本化する
借入先が複数ある場合は、複数あるローンを一本化するおまとめローンを利用するのがおすすめです。
おまとめローンは消費者金融や銀行が行っている、金利の低減や返済先の縮小を目的としたサービスです。
また、金利の低減や返済先の縮小だけでなく、返済負担額を軽減できる場合もあります。複数社からの借り入れで悩んでいる方は、ぜひおまとめローンを利用してください。
しかし、おまとめローンは信用情報に問題があると審査に通るのが難しい場合があるので注意が必要です。
また、収入が安定していなかったり返済を延滞していたりすると、利用を断られる場合があります。そのため、おまとめローンの利用が難しい場合や、今後の返済は困難だと思われる場合は、「債務整理」も検討してください。債務整理は、借金救済制度と言われている国が認めている借金救済の措置です。
借金減額できるかを確かめる!無料の借金減額シミュレーターが便利で簡単
借金に関する悩みを抱えているときは、借金減額シミュレーターを使っていくら減額できるかを確認するのがおすすめです。
借金減額シミュレーターとは、返済状況や借入金額などを入力するだけでいくら減額できるかを無料で診断してくれるサービスです。
借金減額できたり、借金をチャラにすることができる可能性がある「債務整理(法的な借金救済措置)」を利用して、借金を減らすことができるのかが分かります。
住所や名前を入力せずに診断を受けられるので、個人情報が心配な人でも安心して利用できます。また、弁護士や司法書士を紹介してもらえる場合もあるため、ぜひ気軽に利用してください。
なお、どのサイトの借金減額シミュレーターを使うかで迷ったら、まずは運営元をチェックしましょう。
借金減額シミュレーターによっては、実在していない法律事務所が運営元になっている場合があります。
悪徳業者のシミュレーターを使っても正確な診断はできない、また手数料を取られるなどもあるため、必ず運営元を確認してから「専門家の無料の減額診断」を利用するようにしてください。
借金を返せない時は弁護士や司法書士に相談して債務整理を行う
借金が返せないときは、弁護士や司法書士に相談するのがおすすめです。
専門家に相談すれば、適切なアドバイスをもらえる可能性があります。そのため、一人で抱え込まずに専門家に相談しましょう。
無料相談や出張相談を行っている法律事務所もあるので、ぜひチェックしてください。
相談前に、借金減額診断で、自分の借金が減らせるかの可能性を先に探っておく、そして、減らせそうであれば、弁護士や司法書士に相談して債務整理を行うという流れがおすすめです。
債務整理には主に5種類あります(任意整理・個人再生・自己破産・特定調停・過払い金返還請求)が、いずれも借金の減額や返済期日の延長に有効的です。
中には借金をゼロにできる債務整理もあるので、借金の悩みを抱えている方はぜひ検討してください。
債務整理の各手続きのそれぞれのメリットやデメリット
ここからは、借金の減額や返済期日の延長に有効的や債務整理について詳しく解説します。
債務整理は、任意整理・個人再生・自己破産・特定調停・過払金返還請求の主に5種類です。
それぞれのメリットやデメリットを把握しておくと最適なものを選びやすくなるので、ぜひ参考にしてください。
借金を返せない時の任意整理とは?利息のカットや遅延損害金を免除してもらう手続き
任意整理は、返済中の借金の利息や将来発生する「利息」をカットしてもらい、返済総額を減らしてもらうための手続きです。
利息が減るだけでも返済総額をかなり減らせる場合があるので、利息の支払いに苦しんでいる方に最適です。
また、任意整理では返済に遅れた際に発生する遅延損害金を免除してもらえる場合もあります。
個人再生や自己破産と違って財産を処分する必要がないため、財産を残したまま借金を減額したい方におすすめです。
しかし、任意整理で減らせるのは返済中の借金の利息や将来発生する利息です。借金自体を大幅に減額したい方には向かない場合があります。
返済期間も3~5年と決まっているので、期間中の返済が難しいと交渉に応じてもらえない可能性もあります。
個人再生とは?裁判所を通じて借金を減額してもらう手続き
個人再生は、裁判所に対して再生計画案を提出し、借金を5分の1程度にまで減額してもらう手続きです。
借入額によって減額される金額は決められているため、どのくらい減額できるかをある程度予想できるのが特徴です。
また、住宅トーン特則を使えば、住宅ローンを整理対象に含めることなく手続きができます
そのため、マイホームを残したまま借金を減額したい方にもおすすめです。小公卿制限も受けないので、士業をしている方でも安心して利用できます。
しかし、任意整理に比べて複雑な手続きが必要となります。
自己破産とは?裁判所への申し立てで借金をゼロにしてもらう手続き
自己破産は、裁判所から借金の免責許可を経て借金を返済を免除してもらう手続きです。
借金がゼロになる上に取り立てからも解放されるので、借金を返せるあてがないと悩んでいる方におすすめです。
しかし、自己破産を行うと土地・不動産・車など一定額以上の財産が没収されるほか、一部の職業に制限がかかります。
ブラックリストに載るだけでなく、手続き中は裁判所の許可なく引っ越せないため慎重に選ぶ必要があります。
特定調停とは?債権者との話し合いで借金を減額してもらう手続き
特定調停は、簡易裁判所が債務者と債権者の話し合いを仲裁し、借金軽減の合意が成立するように働きかける債務整理です。
個人で手続きを進められるので、任意整理に比べて費用が掛かりません。財産が没収される心配もないので、財産の没収が心配な人でも安心して利用できます。
しかし、書類作成や手続きを自分で行わなければならないほか、平日しか裁判所に出頭できないため、仕事をしながら進めたい方には向きません。
希望通りの結果にならない可能性もあるので、心配な方は弁護士と相談して最適な方法を検討するのがおすすめです。
過払金返還請求とは?払い過ぎた利息を取り戻すための手続き
過払金返還請求は、消費者金融や銀行に対して払い過ぎた利息を取り戻すために行う手続きです。
任意整理や個人再生はブラックリストに記載されますが、過払金返還請求の場合はブラックリストに掲載されません。
返ってきたお金は返済や生活費として当てられるので、過払い金がある方は法律事務所に相談してください。
返済中の借入先に対して過払金請求を行うとブラックリストに掲載される可能性があります。また、時効を迎えていたり会社が倒産していたりすると返済ができない可能性もあるので、必ず確認してください。
借金が返せないときはどうする?司法書士や弁護士といった専門家に相談しよう
今回は、借金が返せない理由や借金が返せないときの対処法を解説しました。借金が返せなくて悩んでいる場合は、司法書士や弁護士に相談して債務整理を検討するのがおすすめです。
借金を減額できたり返済期間を伸ばしてもらえたり、借金がゼロになる可能性があるので、まずは気軽に相談してみることからすたーとしてみてください。いきなり相談が敷居が高いという方は、まず、無料の借金減額シミュレーターを利用して、借金減額の可能性を確認してから相談するとスムーズですよ!